
計画的に、またはフラフラと旅に出ては家が恋しくなり、
家でくつろいでいると旅に出たい虫が騒ぐ。旅に出れば
ついついもう一日、と旅程を延ばし、疲れて帰宅して後悔する。
そんな私の旅行記です。
安芸の宮島、四国〜鳴門渦潮、天橋立、
鳥取砂丘、伊豆、万博〜九州、
ニューカレドニアNew!
番外編 鉄道写真館へ
午前、広島空港に降り立つ。とりあえずの目当ては路面電車・グリーンムーバーと
広島風お好み焼き!あとは原爆ドームを見ないとね。それにしても「ご当地名物」って
どうして東京では再現できないのだろう・・・。広島で食べたお好み焼きは絶品だった。
そして日本三景の一つ、安芸の宮島へ渡る。島の中は奈良公園の如く鹿が我が物顔に
歩き回っている。海中に立つ厳島神社の大鳥居へは、干潮だったので歩いて行けた。
やがて見る見る潮が満ちてきて、神殿は水の中に立つ不思議な光景に。
広島に来たら牡蠣を食べないと、ということでテレビ番組でも紹介されていたらしい
お店に入った。ここは贅沢に生牡蠣、牡蠣フライ、焼き牡蠣を注文する。まずは
生牡蠣。う〜ん美味しい。牡蠣って海のミルクだなぁと実感。次に牡蠣フライ。
おおっ、生で食べるより美味しいじゃないの!はふはふ!んまいっ。そして最後に
焼き牡蠣。こ、これは感動・・・。もう筆舌に尽くしがたし。
広島で牡蠣を食そうと目論む皆さん。食べる順番は生→フライ→焼きにしなさい。
まるで起承転結の良くできた小説のように、または一滴のしずくが集まって大河に
なりやがて大海原へ注ぐように、あるいは徐々に大きくなりクライマックスで
拍手喝采を呼ぶスターマイン花火のように、あなたを幸福感で満たしてくれます。
神殿から見た大鳥居
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干潮の神殿
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さて、お次は四国は松山。ここも路面電車で有名な街だが、坊ちゃん列車という名の
SLの形をした路面電車が走っている。残念ながら到着時刻が遅く、坊ちゃん列車は
運行を終えて展示されていた。
奥道後温泉というところに泊まる。ジャングル風呂が名物ということで入ってみた。
なるほどジャングルのようにたくさんの木が植えられていて面白かったが、いかんせん
木のために天井が高く取ってあるので真冬は寒い!しかも温泉が熱くて入れない!
矛盾する苦悩に襲われたお風呂だった。
翌日は車で四国を横断して鳴門へ向かった。途中、四国在住の親戚の家に顔を出し、
再会を喜ぶ暇もそこそこに高速道路をひた走る。それでも到着したのは夜だった。
鳴門といえば鯛ですよねぇ。その日の夕食には大きな鯛の塩焼きが付いていた。
これがまた美味しいの!魚の中で、天然物と養殖物の味の違いがハッキリしている
ものの筆頭に鯛が挙げられると思うのだが、鳴門の天然の鯛は本当に旨かった。
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前回の安芸の宮島に続き、日本三景である。天橋立と言えば股覗き。さっそく展望台
に置いてある股覗き台の上で覗いてみた。なるほど、天橋立・・・。昔の人ってお茶目
だなぁ、と感じる。天橋立の向こう側もこっち側も展望し、行き帰りの船ではカモメ
に餌付け(餌は『かっぱえびせん』だった!)をする典型的な観光客。そして夜は
お約束の松葉ガニである。しかし私はもともとカニはあまり好きではない。そして
ズワイガニは風味が濃い。たった一食のカニづくしで「もう一年間はカニ食べたく
ないよ〜」という状態に陥ってしまったのだった・・・。
翌日は伊根の舟屋を観光。家々に車庫ならぬ舟庫があり、それは直接海に繋がって
いるのである。初めて見たが面白い光景だった。泊まりは城崎温泉。小説「城崎にて」
を思い出し、つい水路にイモリの姿を探してしまった。
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さてさて帰る予定の日。今回の旅行は計画的なものなので、切符は指定だ。でもでも・・・。
山陰地方って、なかなか来ないよね。ここまで来たら鳥取砂丘、見たくない???
ってな訳で、
出ました、延泊〜!!いやいや、お約束。
急遽指定はキャンセルし、泊まるところを探し、
行って来ました鳥取砂丘。狭い狭いと聞いていたおかげさまで、「広いじゃ〜ん!」と感動できた。
広い砂浜、くらいに思っていたら、ちゃんと砂丘だった。でも雨でラクダはお休み
で残念。
豆知識。雨のときの方が砂丘は歩きやすいです。
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なんか美味しいもん食べたいね〜、と思って伊豆の民宿に電話してみた。まずは
シャボテン公園で温泉に浸かるカピバラや日向ぼっこするペリカンなどを眺め、
さてさて宿の夕食はどうかなぁ。伊豆だしなぁ。冬だしなぁ。エヘヘ〜。ところがこれが見事に
期待を裏切ってくれちゃって、家庭料理を売り物にしている宿だったらしく(この辺は
事前の調査不足)サトイモの煮っ転がしとか出てきちゃって、いや、美味しかったけど
我々はこういうのを求めて伊豆まで来たわけではなく・・・。じゃあ、お約束だよね。
はい、延泊です。
白羽の矢は大島。熱海港へGO!水中翼船は時速80キロくらいは出てるらしい。速い。
しょっぱくて温度の低い温泉は、いつまで入っていても逆上せなくて極楽。そして
ようやく冬の海の幸たちにありつけたのでした。
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風の虫がすっかり居ついちゃったらしい。また出かけたくなってしまった。前回の旅行から
まだ一ヶ月も経ってないのに。と思ってるうちに、もう電車に乗っちゃってた。冬の味覚を
探しに茨城へ。茨城も美味しいものが多い。まずは水戸の偕楽園で三分咲きの梅に、やや
ガッカリしたところでローカル線の旅。夕食は大満足だった。何せ奥久慈は軍鶏のたたきに
アン肝にアンコウの刺身。アンコウの刺身って珍しい。皮はプルプルで最高だった。
袋田の滝は凍っていなかったが圧巻。凍ったところを是非見たかったなぁ。そして
フィナーレを飾ってくれたのは、茨交大洗ホテルの「どぶ汁」!水を一切使わず、アンコウと
野菜の水分だけで作る鍋だ。料理人が肝を混ぜる、混ぜる、混ぜる・・・。そりゃもう絶品
でしたとも。最後の雑炊のゴハンの一粒まで、きれいに食べました。
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愛知万博に行ってきた。閉幕迫る9月の木曜日はあとで聞いたところでは21万人の人出
だったらしい。名古屋に着いたのが10時くらいだったのだがリニモに乗るのに30分待ち
とのこと。押し合いへし合い、リニモの中は山手線のラッシュ並み。これで浮き上がれる
のだろうか、と心配になる混雑だった。事前予約は一つもしていないし、当日会場に
入ったのも11時過ぎなので当日予約も完売状態。まあそれは予想していたので、予約
せずに見られるところを見る。快晴の元の土砂降り体験だの燃える氷だの水琴窟だのを
まったりと楽しんで、あとは水遊び。名古屋まで来て水遊び。ちょっとくらいは並んでも
いいか、と思い直してロシア館のマンモス全身骨格とマンモスラボの冷凍マンモスだけは
押さえた。ゴンドラで会場の夜景を堪能したかったのだが、キッコロゴンドラはかなり
スピードが出ていた。噂ではモリゾーゴンドラはもっと速かったらしい。イベントも
何一つ見ずに会場を後にした。
そこで普通の人は泊まるか帰るよね。風まかせはそこで寝台に乗っちゃうんだなぁ。
行く先はなんと九州だ。家と反対方向じゃん!当面の目的地は別府。その後は決めていない。
とりあえず別府に着いたら地獄巡りをしないことには始まらない。案内してくれたタクシーの
運転手さん曰く、別府には世界11種類の温泉のうち10種類が揃っているのだそう。
本当に全く趣の異なる温泉が数時間で回れる距離にあって、しかも間欠泉まであるのだから
別府はすごい。
血の池地獄
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阿蘇山のシェルター
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阿蘇山遠景
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阿蘇山火口
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さて、次の行く先を決めないと。やっぱり阿蘇かな。じゃあ九州横断特急だ。
九州横断特急は途中スイッチバック運転区間がある。箱根にもあるが、箱根では
スイッチバックのたびに運転士と車掌が入れ替わる。窓の外を歩いて前と後ろへ
すれ違っていくのを見るのもまた楽しいのだが、ここ九州横断特急では、なんと
そのままバックするのだ。運転士は車を運転するかのように後ろを確認しながら
電車をバックさせる。楽しいではないか。
阿蘇山は活火山である。火口には真っ白な蒸気をあげて煮えたぎる温泉の湖があり、
シェルターの配置も怠りない。だけど、ちょっと下がった草千里では牛糞だらけの草地を
馬に乗って散歩しちゃったりしている。
次はどこに行く?じゃあ火山つながりで桜島!ということで九州新幹線つばめに
乗ったのだが、椅子の背が木で作ってある。日よけも簾。和風で良かった。桜島の人々は
噴火は怖くないらしい。怖いのは、雨。土石流の方が何倍も怖いんだそうだ。知らなかった。
さて泊まりは指宿。1000円はちょっと高い気もするが砂蒸し風呂に入ってみる。浅めに
掘ってもらって低い温度で長く楽しもうという魂胆は大当たり。気持ちよかった〜。
本場で食べるさつま揚げは美味しかった。前にも書いたが、なんでだろう。
まだ帰らないよね?当たり前!開聞岳を見ようよ。それに大ウナギとイッシーも
拝まないとね。ついでに知覧の街並みもちょっとは見とかないと。で、宿泊は?
そうだなぁ、ハウステンボス。ひえ〜っ。遠すぎます。
実はちゃんぽんの母親は長崎出身である。だから、ちゃんぽんも記憶もない
小さな頃に長崎に来たことがある。でも覚えていない。テレビで見た九十九島を
どうしても見たくて、母親に「小さいときに連れて行ってあげたじゃないの」と
言われつつ、再び(?)行った。とても風光明媚なところだった。日本三景の松島
なんかメじゃないと言う人もいる。でも、海の透明度はイマイチかな。そこは上には上が。
五島列島には敵わないらしい。しかし九十九島の遊覧船パールクイーンの船長さんは
たいした腕だ。島々の入り組む入り江の奥で、船をUターンさせてしまうんだから。
よいしょっと
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Uターン
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今、気付いたのだが(遅い!)、この旅行記って美味しいものが無いと成り立たない・・・。
もしかして私たちって単なる食いしん坊!?
というわけで、とうとう行ってきました、海外旅行編。ニューカレドニア。そう、アノ
「天国に一番近い島」である。まあ、今回行ったのは本島だけで、本物の天国に一番近い
島である離島は行ってないんだけど。むしろ太平洋のパリと言われているそうだ。
泊まったのはヌメアという地区。日本とは時差は二時間しかないが赤道を跨いで向こう側
のため季節は逆。八月の終わりのニューカレドニアは真冬を過ぎて春を迎える頃だった。
コレがまた20〜25度くらいで空気もカラッとしていて、真夏の日本から行くと最高の避暑地!!
朝夕、爽やかな風に乗って窓から入ってくるのは熱帯の美しい鳥たちの声。そして波音。
ここで私的一番のオススメはなんといってもサンドイッチである。バゲットやパリジャンなどの
フランスパンにハムやレタスを挟んだだけのシンプルさながらとても美味しい。とにかく
フランスパンが美味しい。スーパーでばらばらと無造作に売られているものでも大変美味しい。
それとベトナム料理が目に付く。ネム(揚げ春巻き)は手軽なスナックとして最高。しかも
中身によってバリエーションもあって飽きない。
初めての場所ということもあり、まずは市内観光からという入門コースだったが、
「太平洋のパリ」であり「珊瑚礁を使った要塞」であり「囚人たちを労働させた流刑所」であり、
複雑な歴史的背景があって天国に一番近い島だけのイメージではなかった。翌日は
サンドイッチとネムのランチを手に水上タクシーで5分の無人島へ。魚に餌付けもできると
聞いていたので安いフランスパンも買って、これはお魚用。熱帯とはいえ南極からの
冷たい海流のためか、目にも鮮やかな熱帯魚の群れにはお目にかかれなかった。
春という季節もあって、海水浴には少し気温も水温も低く、もっぱら干潮で潮溜まり
だらけになった海岸で小さな生き物たちと戯れて遊んだ。
バスに乗って行ったマルシェは、賑やかで明るい南の島の雰囲気に溢れていた。
野菜や果物や魚が山のように積まれ、ネムをかじりながら歩けばどこからか生演奏が
聴こえて来る。そして中心にあるカフェには美味しいサンドイッチ。ああ、もう一度食べたい!
海風
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サンドイッチ
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クロックムッシュ
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海に沈む夕日
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